2009年01月30日
穴子寿司


UPが遅れましたが、水曜日は、IKEAに行った後、
和歌山市の飩庵さんで食事をしました。
少し値段が高めなので、なかなか行けませんが、
店内中央に飾られている大きな生け花がいい空間を作っていて、
ちょっとリッチな気分にさせてくれます。
ここに行くと、僕はいつも釜揚げうどんと穴子寿司を食べます。
初めて、ここの穴子寿司を食べたときは、感動的でした。
それから、好きになり、
何年か前に医大に入院していたときに、持ってきてもらった記憶があります。
しかし、水曜日は、僕が期待していた穴子寿司とは、違い残念でした。
釜揚げうどんの方は、いつもながらのお味でおいしく頂き、
幸せでした。
僕も、お客様に幸せな気分になってもらえるような、料理を提供できるように頑張らなければと思いました。
2009年01月30日
IKEA vs ユニクロ

昨日のブログの中で、書いたように、
インターネットでIKEAのことを調べてみました。
すると、やはりスェーデンの大手家具チェーンでした。
自分でも何が、日本らしくなかったのかはっきりとはわかりませんが、
ただ、大量に商品をつくり、安く売るというスタイルから、国内の企業で
なんとなく「ユニクロ」が、頭に浮かんできました。
しかし、ユニクロが国内企業だからなのか、あるいは、慣れてしまったからなのか
ユニクロの商品は、よく買いますし、大好きです。
ですから、僕がIKEAに何となく違和感を感じたのは、
ただ単に、車がフルモデルチェンジされた時に、「前のモデル方が、よかったなぁ」と
思うのと同様、単なる「慣れ」なのかもしれませんが、
少しだけ、IKEAとユニクロを比較してみました。
■経営理念(ミッション・ビジョン)
・IKEA
「より快適な毎日を、より多くの方々に」。
優れたデザインと機能性を兼ねそなえたホームファニッシング製品を幅広く取りそろえ、
より多くの方々にご購入いただけるよう出来る限り手ごろな価格でご提供するという
ビジネス理念が、このビジョンを支えています。(IKEAのホームページより抜粋。)
・ユニクロ
あらゆる人が良いカジュアルを着られるようにする。
いつでも、どこでも、だれでも着られる、ファッション性のある高品質なベイシックカジュアルを
市場最低価格で継続的に提供する。 (ユニクロのホームページより抜粋)
となっています。
一見、よく似た理念で、簡単に言うと、どちらも「いい商品を、できるだけ安く提供することによって、より多くの人たちに提供していく企業」を目指していると思いました。
しかし、読み進めてみると、微妙に違うという風に思いました。
(ユニクロは、親会社であるファーストリテイングの理念を参考にしました。)
・IKEA
より快適な毎日を
イケアでは、まず販売価格を想定し、そこから商品開発を始めるという、
実直なアプローチを取ってきました。
原材料を最大限有効に活用することで、良質の品をお求めやすい価格でお届けし、
お客さまのご要望に応えていく
-- これがイケアのやり方、「イケアウェイ」なのです。
・ファーストリテイング(参考)
服を変え、常識を変え、世界を変えていく。
本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、
世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します 。
(ファーストリテイングのホームページより抜粋)
IKEAは、まず安い価格にこだわり、そこから商品づくりが始まっています。
一方、ユニクロは、まずいい商品をつくることから始まり、その商品を出来るだけ安く提供するという風に
僕は、2社のホームページより、感じました。
最終的に求めているところは、同じでもそのプロセスが違うなぁと感じました。
しかしながら、創業年は、IKEAが1943年に対し、ファーストリテイングは、1949年とほぼ同じ(ユニクロは、1984年)
に対して、売上高は、IKEAが、212億ユーロドル(約2兆5000億)に対し、ファーストリテイングは、5864億と
IKEAが約4.3倍と売上高は、大きい。
(扱っている商品が違うので、単純比較するのは、無謀かもしれませんが・・・)
店舗数は、IKEAが24カ国253店舗に対して、ユニクロは、6カ国834店舗。
従業員数はIKEAが12万7800人に対して、ファーストリテイングは、8055名と
圧倒的に、IKEAがより多くの雇用に貢献しています。
(ただし、単純計算でみると、1人あたりの売り上げ高は、IKEAが、約1950万円に対し、ファーストリテイングは、7280万円
とより、ローコスト経営を実践しているように見れます。)
このように、IKEAが世界中の多くの人に支持されているということで、僕の感覚は、あまり当てにはなりませんが、
自店に置き換えてみると、僕自身も、まずは、価格を想定し、その中で、出来るだけいい商品(料理)を作るというスタンスでやってまいりましたが、
自分が顧客の立場でみると、まずは、いい商品をつくり、それを如何に安く提供できるかというスタンスで商品(メニュー)開発をした方が、より永続的な企業をつくれると思いましたので、今後は、そういう観点に立って、自分の理想の店を作っていきたいと思いました。
そして、これも私観ですが、トイザラスの日本進出に伴い日米構造協議で、大店法が規制緩和され、そして廃止になり、街の商店街がシャッター街になってしまったという風にならないように、
日本の家具屋さんをはじめ、日本の企業に僕は、がんばってほしいと思います。
以前岐阜(飛騨家具)の家具屋さん街に行ったときに、いい商品がたくさんありました。
また、今後高齢化していく日本の中で、DIYがどの程度必要とされ、受け入れられていくのか?
日本の優れた技術と文化は、今後も残っていってほしいと僕は思います。
そして、コンピューターによる顧客管理ではなく、お互いの顔と顔をみて、お客様を知っているような
地元に密着した昔のような商店街が温かいような気が僕はします。
*ここに書かれているIKEAさん・ユニクロ(ファーストリテイング)の情報は、それぞれのホームページから抜粋しました。
*この記事は、決してIKEAという企業を批判しているつもりでは、ありません。上記の記載どおりにIKEAさんはとても立派な企業です。
このブログの管理者 どんこいが、自店のあるいは、自分自身の成長のために、自分の感じたままを書きとめたものですので、誤解なきようにお読みください。