2009年08月27日
読書のすすめ
生きている限り、悩みのない人はいません。
ちょっとした悩みから、深刻な悩みまで。
私もたまに、相談を受けることがあります。
相談と言っても、僕にはただ話を聞くぐらいのことしかできませんが、
話をお伺いしていると、そのうちに自分で答えを出されることがおおいですが、
しかし、自分の知識が少なかったり、正しい考え方をしらないと
間違った答えを見つけてしまいます。
その間違った答えで行動をすると
当然、失敗し悩みはますます大きくなります。
そういう私もそんなことの繰り返しです。
では、
「どうしようか?」「どうすればいいの?」と悩むのは、なぜでしょうか?
悩みとは、自分が理想としている状態があって、今はその状態にない。
だから、あるいは、そこに到達する方法がわからなかったり、
問題・障害があって前に進めない。
しかし、今あるのは、
一つの事実だけです。
よくあるたとえですが。
ここに今、
コップに半分の水があったとします。そして、理想としては、「水筒に水がいっぱいある」とします。
ある人(Aさん)は、「水筒に半分も水がある。」と考えます。
一方
ある人(Bさん)は、「水筒に半分しか水がない」と考えます。
事実としてあるのは、「水筒に半分の水がある」ということだけです。
そして、水を補給する場所は1Km先にあるとします。
Aさんは、「1Km先に行けば、水が補給できる」と考えます。
Bさんは「1Km先に行かなければ、水が補給できない」と考えます。
おそらく、
Aさんは、この後、水を補給する場所まで歩いていくという行動に移すでしょう。
Bさんは、「どうしよう?」と悩むのです。
実際の私たちの悩みはもっと複雑で
あまりいい例えではないかもしれませんが、
常にあるのは、目の前の事実があるだけで
それをどう捉えるかは
全て自分で決めているのです。
私も常に悩みをもっていますが
ここ2,3年毎日本を読むことを習慣化するようになってからは
いつまでも悩むことが少なくなりました。
そして、問題に直面したときに、
「あの本にこんなことが書いてあったなぁ」と
思いだし、読み返すことで解決することが多くなりました。
そして、その結果いい方向に向かうのです。
こういったことをわかりやすく書いた本が
「100%幸せな1%の人々」小林正観さんと
「心眼力」野口嘉則さんだったと思います。
僕は悩むことは、いいことだと思います。
悩みが自分を成長させてくれるからです。
その悩んだときに、いろんな考え方や知識が
あった方が
自分にとってプラスになるはずです。
だから、僕はこれからも本を読み続けたいと思います。