2010年03月27日
通じ合った。
昨日の金曜日、今日の土曜日とお陰さまで
両日とも満席のご予約を頂き、充実した2日間でした。
そんな営業の中、昨日の金曜日
スタッフの一人から、
「店長にメッセージくれてますよ」
と言われて見てみると、
僕が、書いたメッセージカードの裏側に
お客様より
心、温まるメッセージを頂きました。
私が、書いたメッセージに
また、メッセージを返してくださる。
心が通じ合った瞬間でした。
このお客様は、
もう私の父親ぐらいの年齢の方です。
やはり、先人には学ぶ所が多いです。
ありがとうございます。
しかしながら、最近では
先人に学ぶ。
年上の人を敬う。
年上の人をいたわる。
そういった事を忘れ、
自由奔放に振舞う
若者たちが増えている気がします。

松下幸之助翁の
「社員心得帖」と言う本に以下の様なページがありました。
「上役への思いやり」
松下翁 「君は、あんまができるか?」青年社員 「いえ、できません。」
「中略」
松下翁 「それでは、君は出世できないなぁ」
それに続く文章を僕なりにまとめると
ざーっと以下のようなことです。
例えば、同じように残業をしても
自分より年上の人は、疲れているかもしれない。
もちろん、職場なので、そこであんまなんてするのは
職務には、ない。
しかし、目上の人を尊敬し、疲れた人を労わるのは、
人間としての自然の感情であり、思いやりある交流です。
実際に、あんまをするかどうかが問題ではなく、
相手を思いやる、その真心が、社内のコミュニケーションや
社会のコミュニケーションをよくし、明るい社会をつくる。
というような、内容が書かれていました。
そういう僕も若い時は、
自分より年上だから、自分より先輩だからといって
相手を尊敬したことは、ありませんでした。
むしろ、見下してみていた方もいました。
今、考えるととても恥ずかしい話です。
4月になると、新しい人たちが社会にでるわけですが、
こういったことも含めて
挨拶や言葉遣い、礼儀やルールなどを
会社は、しっかりと教育する。
また、新入社員の方は、しっかりと学ぶ。
こういった、基本的なことが、正しい人間観や倫理観を生み、
明日の日本を明るくしてくれるのではないか、と僕は思います。