2010年03月20日
ハイパフォーマー

朝の記事では、いわゆる芸術やダンスなどの
意味でパフォーマンスと言う言葉を使いましたが、
今回は、もう一つの意味である、性能や能力と言う意味での
パフォーマンスについて、
「日本で最も人材育成する会社」と言う本より
抜粋、私なりのまとめをして、書きます。
つまり、タイトルの「ハイパフォーマー」とは
いわゆる「仕事の出来る人」と言う意味です。
落合博満元選手やイチロー選手を育てた伝説の
打撃コーチ 故高畠導宏氏は
「伸びる人材の共通点」として
次の7項目を示されています。
1、素直であること
2、好奇心旺盛であること
3、忍耐力があり、あきらめないこと
4、準備を怠らないこと
5、几帳面であること
6、気配りができること
7、夢を持ち、目標を高く、設定することができること
この本の著者 坂井穣さんは、以下のような項目で
伸びる人材かどうかを見極めろとおっしゃています。
1、顧客思考ができるかどうか
他部門や上司や部下、取引先など
自分以外を全て顧客と考えると
「利他」の精神をもっているかどうかということである。
2、見本となる人を持っている。
3、明るく社交的であること
4、失敗は、自分のせいで、成功は運のお陰と考える。
5、「人の見る目」を持ち、他者の力を活用すること。
6、問題意識をもち、自分で調べることができる人。
7、他人にツッコミをいれらる能力があること
完璧人間ではなく、「他人が笑ってゆるしてくれる弱点」をもつことで
周囲からも愛されることという意味です。
8、孤独に耐えられること。
以上です。
これを一言でまとめるなら
他人から好かれる人間であるということだと理解しました。
逆に言えば、
上記の条件は
他人から好かれる条件でもあるということです。
そういう意味においては、
周りの人の評価というものを
人を見極める際には、非常に重要であるということです。
どれだけ、仕事ができていても
どれだけ、成功していたとしても
「他人から好かれていない人」は
長続きしないということかもしれません。
そして、最後にこれらの条件を揃えるように努力するためには、
先の打撃コーチの7つの項目の7番目にあるように
「自分の心を燃やせるような目標や夢」を持つことが
その根底になければならず、
そして、熱い想いをもった目標や夢があるからこそ
前向きな思考、プラス思考、可能思考を生みます。
そうすることによって、自分を成長させていけるのです。
整理すると
夢や目標を掲げる
↓
プラス思考、前向き
↓
誰からも好かれるような人間になるよう努力する。
今日、明日は、忙しくなりそうです。
夢、目標を達成するために
今日も頑張ります。