2011年02月27日
イケイケなのは・・・
昨日の問題の答えです。

答えは、C社です。
営業CFでは、100の増加ですが、それの4倍の資金調達をして、投資しています。
企業が永続的に繁栄するためには投資することは大切です。
また、ピータートラッカーも利益は、未来の投資資金だと言っています。
しかし、これは、右肩上がりの場合です。
また、先日も書いたように決算はその日の内容だけを書いています。
では、仮に営業利益が同じで、投資をしなかったときに、翌期はどのようなCFになるのか計算してみましょう。
まず、投資しないので、投資CFは0です。
しかし、財務CFは、400を金利3%で5年返済の条件で借り入れ調達したとしたら、
400÷5=80となり、
財務CFは、-80となります。
一方、営業CFには、金利負担が単純計算で、400×0.03=12になります。
実際は、元本が減っていくので、元本均等払いだとすると約11になり
営業CFは100-11=89となり
総CFは、89-80=9となります。
今期と比較すると、-91の総CFです。
つまり、新たな投資において、91以上の営業CFが生まれて初めて成功といえるのです。
では、同じように、今期-100だったD社をみてみましょう!
営業CF 308 投資CF 0 財務CF -200 総CF 108
今期も引き続き、借入金の返済が続いた場合です。
(したがって、今期残額が0になっていたらさらに200の+になります。)
ポイントは、
◆営業CF以下の投資であること
◆財務CFで200の返済をしているので、今期は金利負担がへること。
つまり、もし今回の投資が失敗に終わっても、2年で投資したキャッシュは取り戻せます。
以上です。
仮定の話ですので、数字の誤差やその実情により違いははありますが、
上記の数字を見る限り、
C社は、過剰投資とも言えるギャンブル的な投資だとも取れます。
それに比べて、D社は、比較的安全な投資であると思われます。
上記の内容は、僕が本を参考に勝手に書いたものですが
他の社についても、どういう経営状態が予想されるかが
本には書いていますので、興味のある方は、是非本をお買い求めください。
まず、翼期は

答えは、C社です。
営業CFでは、100の増加ですが、それの4倍の資金調達をして、投資しています。
企業が永続的に繁栄するためには投資することは大切です。
また、ピータートラッカーも利益は、未来の投資資金だと言っています。
しかし、これは、右肩上がりの場合です。
また、先日も書いたように決算はその日の内容だけを書いています。
では、仮に営業利益が同じで、投資をしなかったときに、翌期はどのようなCFになるのか計算してみましょう。
まず、投資しないので、投資CFは0です。
しかし、財務CFは、400を金利3%で5年返済の条件で借り入れ調達したとしたら、
400÷5=80となり、
財務CFは、-80となります。
一方、営業CFには、金利負担が単純計算で、400×0.03=12になります。
実際は、元本が減っていくので、元本均等払いだとすると約11になり
営業CFは100-11=89となり
総CFは、89-80=9となります。
今期と比較すると、-91の総CFです。
つまり、新たな投資において、91以上の営業CFが生まれて初めて成功といえるのです。
では、同じように、今期-100だったD社をみてみましょう!
営業CF 308 投資CF 0 財務CF -200 総CF 108
今期も引き続き、借入金の返済が続いた場合です。
(したがって、今期残額が0になっていたらさらに200の+になります。)
ポイントは、
◆営業CF以下の投資であること
◆財務CFで200の返済をしているので、今期は金利負担がへること。
つまり、もし今回の投資が失敗に終わっても、2年で投資したキャッシュは取り戻せます。
以上です。
仮定の話ですので、数字の誤差やその実情により違いははありますが、
上記の数字を見る限り、
C社は、過剰投資とも言えるギャンブル的な投資だとも取れます。
それに比べて、D社は、比較的安全な投資であると思われます。
上記の内容は、僕が本を参考に勝手に書いたものですが
他の社についても、どういう経営状態が予想されるかが
本には書いていますので、興味のある方は、是非本をお買い求めください。
まず、翼期は