2010年07月09日
ブランド力の勝利

1日遅れとなってしまいましたが、
「踊る大捜査線」の感想を書きます。
一言で僕の感想をいうと
1作目の「MOVIE」や2作目の「MOVIE2レインブリッジを封鎖せよ」
の方が、僕は好きだったなぁ。
「踊る・・・」の良さは、シリアスな中にも、コミカルな部分が所どころあって
最後は、事件の解決と共に感動がある。と言う感じですが、
今回は、ちょっとコミカルな所が多かったような気がします。
そして、ストーリー的にも何となくリアリティーを感じなかった。
と言っても、実際の警察の内部のことは、全く知らないので
3作目の方がより、リアルなのかもしれませんが・・・
全体的には、今までの総集編と言う感じで
ドラマシリーズからの凶悪犯や警察関係者が殆ど出てきます。
豪華キャストです。
そして、ストーリー的にも
いつもおとぼけの3人トリオ(スリーアミーゴズ)が
最後は、上司にタンカ切って、織田裕二さん扮する青島刑事の味方をして
柳葉敏郎さん扮する室井慎次の一声で青島が犯人を確保しに行くという
お決まりのパターンも・・・・
もちろん、これは、こちらもそれを期待しているので
うれしいのですが・・・
そして、最後の終わり方が、また次回作品があるともとれる終わり方でした。
しかし、この作品今回も記録的な観客動員数と興行収入の滑り出しのようですが、
これは、僕は
「ブランド力」と「広告力」の勝利だと思いました。
封切り1日目でお客様が大勢来られています。
テレビやインターネットその他いろんな媒体での宣伝活動は
どの映画もありますが、
それに加え
テレビシリーズからの人気
つまり
「踊る大捜査線」というブランド力の勝利だと思いました。
(wikipediaより抜粋)
ブランドは元々、自分の家畜などに焼印を施し、他者の家畜と区別するために行われたものである。商標法で保護されている「ブランド」も同じような商品を見分けるために製造元が取り付けていた商標やマーク、タグなどの付属物に過ぎない。しかし、その商品が優れていた結果広く使われるに従い、付属物が「商品が良質だ」「使い勝手が良い」等といった判断基準を消費者に連想させるような働きをするようになる。また、その逆もある。
僕は、ブランドとは、お客様が商品あるいは会社に対して持つイメージで、
いい意味では、お客様の信頼や期待というものがその根底にあると思います。
お客様が信頼または期待しているので、そこにちょっとした販促を行えば
お客様は反応するのです。
そういう意味では、今回の踊る・・・もブランドイメージを壊さない内容でした。
しかし、そう考えると「ブランド」とはどんなに小さい商店でも作ることができます。
飲食店でいうと
「あそこの店は、いつ行っても、スタッフが元気で、自分たちも元気になる」というイメージがつけば
これもひとつのブランドだと思います。
「どこそこの店は、値段は少し高いけど、いつも期待を裏切らない美味しい料理を出してくれる」
これもブランドだと思います。
その会社や商品のブランドイメージがつけば、それに合わせた顧客に対して販促を行うことで
効果的な販売促進ができるはずです。
また、マーケットが定まれば、それに合わせた商品開発を行うことで
よりスピーディで的確な商品開発や新しいサービスを考えやすくなります。
さらに、それらに視点を合わせた人材の確保や人材育成を行えます。
昨日は、帰りの車の中で、そんな事を考えていました。
Posted by どんこい at 02:15│Comments(0)
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