2010年02月16日
限界への挑戦

この本からの、学びをご紹介いたします。
「肉体的にも、精神的にもギリギリの状態のところに
自分自身を追いやって、その場所にしか咲いていない
悟りの花みたいなものを見て帰ってくる。」
この本の著者 塩沼 亮潤さんは、
史上2人目となる
大峯千日回峰行を達成された方です。
大峯千日回峰行というのは、
年間約百二十数日を足掛け9年で
千日 片道24km 往復48km
標高差 1355mの山道を
1日16時間かけて、歩く行だそうです。
そして、この行は、いったん入ると
休むことができません。
雨の日も、風の強い日も
高熱を出そうと、足を骨折しようとも
続けなければ、なりません。
もし、やめる時は、自害するしかないという
厳しい行だそうです。
それほど厳しいものではないかもしれませんが
この行は、私たちにたとえると仕事にあたるのでは
ないでしょうか?
最近では、ちょっと風邪を引いたとか
頭が痛いという理由で仕事を休んだり
仕事が面白くない
人間関係がちょっと嫌と言う理由で
簡単に仕事を辞めてしまう若者が増えていますが、
それでは、何にも得ることができない。
苦しいことを乗り越え
打ち勝ち
限界のギリギリまで
頑張って初めて
何かを掴むことができるのではないでしょうか?
そう考えると、
私もまだまだ
限界まで
毎日を過ごしているとは
言えません。
ついつい楽をしてしまう日もあります。
怠けてしまう日もあります。
この本を読み、
まだまだ、自分は一生懸命
毎日を生きているとは
いい難く
逆にいえば
まだまだ、
成長することができる
気づかされました。
Posted by どんこい at 19:37│Comments(0)
│教育 学び