2012年07月30日
喜んでもらいたくて

昨日は、常連様でマラソンの先輩であるMさんが、神戸のランニングチームを引き連れて
当店にご予約を頂いていました。
神戸からせっかく来て頂くので、「テーマは、魚介類」というご依頼で
Mさん御自身も苦労されてとびきりの食材ををご用意されて持ってきて頂きました。
そういう姿に心を打たれて、僕も1ミリも手が抜けないと思い、
1昨日の土曜日も忙しかったのですが、営業終了後
色々考えながら、徹夜で仕込み。
仕込みを終えて、朝一で辰が浜に魚を仕入れに行って
帰ってきたら、朝8時。
一安心したら、一気に眠気が・・・
3時間ほど仮眠をとって
そして、また準備。
とまぁ、こんな調子で昨日の日曜日は、営業を終えたのですが
なんにもないと、ここまでは頑張れない。
誰かの為に、人の為に、
「誰かに喜んでもらいたい!」
こういう気持ちが自分を奮い立たせるということを
改めて実感しました。
そして、こんな時には新しいことにチャレンジし
自分自身も成長できる気がする。
僕はふと何年か前に教えてもらった
言葉を思い出した。
「どんこいさん、人間には人の役に立ちたいというDNAがながれてるんですよ!」
まさにそうだと思った。
普段、人間はみんな利己的だと思うなか、
人間には、いろんな可能性と意外性が潜んでいると思った。