2012年12月28日
Priceless(プライスレス)最終回を見て、その1

プライスレス最終回を見て、
僕はこれからの有田あるいは、全国のの飲食店の未来について、
こうあるべきなんではないかと感じた事を長くなりますが3回に分けて書きたいと思います。
1、最終回のドラマの中から
木村拓哉さん扮する金田一金田一二三男が
草刈正雄さん扮する広瀬ファンドの社長広瀬 遼一に
「なぜミラクル魔法瓶にこだわるのか?」の問いに対してこう答えた。
「僕がこだわっているのは、人です。
いい魔法瓶を作りたいと集まった人が1507人います。
僕がこだわっているのは、その人たちで、ミラクルでもハピネスでも実はどっちでもいいんです。」 -
また、中井貴一さん扮する模合さんが、魔法瓶を作る下請け会社の社長にこういいました。
「(私たちがつくる)保温性の高い、魔法瓶を買いにお客様はお店に来てくださっています。
自分たちのつまらない意地やプライドでそんなお客様を裏切っていいのでしょうか?
ハピネスやミラクルがブランドではないのです。ブランドはみなさんのその高い技術力こそがブランドなんです。
いずれも正確ではありませんが、そのような事をいっていました。
ドラマはヒットするために、視聴者に共感を得られるようにストーリーやセリフや配役を考えると同時に、
僕はそのドラマは何を訴えたいのかを考えてしまいます。
上記の言葉に対して、僕は昨今の企業のM&A(買収合併)における、
そこで働く社員や下請け会社さんの人たちの気持ちを代弁したように思えました。
要するに大切な事は、「それを求めるお客様のニーズに応えることが重要で、その形や会社は重要ではない。」
そして、このドラマの金田一(木村拓哉さん)経営理念は、とても明確で「いい魔法瓶をつくりたい!」
という商品まで言及した単純なもので、これに賛同した1507人の人が集まった。
そしてその集合体としてたまたま、ミラクルやハピネスという会社がある。
会社は、あくまで目的を達成するための集合体つまり、組織である。
会社とは、組織とは元来そういうものであると僕も改めて思った。
次回は、有田市の飲食店の現状についてカミングアウトします。
Posted by どんこい at 09:00│Comments(0)